堺包丁 手造り堺佑助造刺身包丁・柳刃240ミリ  左利き用

   

●重さ(g)=150 ●全長(ミリ)=380 ●安来白鋼 ●水牛柄材質の説明・・ 安来鋼とは?白鋼とは?  ・安来鋼(ヤスキハガネ)とは?  我が国の伝統的技術の代表ともいうべき日本刀は、砂鉄を 原料とした  和鋼でつくられており、その鋭利さは世界中でも 有名です。

 その和鋼の原料から日立金属(株)が開発した鋼がヤスキハガネ です。

 かつて中国山地で取れる純度の高い砂鉄から『たたら製法』で 玉鋼に  精錬されていたその伝統を受け継いで日立金属(株)が 安来工場を創設し  鋼を造りはじめました。

 ・白鋼二号  鋼の材料の全部が良質の砂鉄系の原料です。

 とくに白鋼は、砥石で鋭利な刃がつき、最上の物とされてきました。

 純度の白紙は焼きいれの効果が出る温度帯が狭く、最適な温度から  急冷しなければ完全な焼入れにならず、硬さがでません。

 鍛冶職人の技が問われ、それだけ腕がふるえる鋼といえましょう。

 ここに堺の技・伝統600年が生きづいています。

 ご安心ください。

当店の高級包丁は、確かな技術の職人によって  造られています。

決して「堺」の名を汚すような仕事は致しません。

藁の灰で、鋼をじっくり寝かせます 職人の手で一丁一丁仕上げます  ・火造り工程・鍛造  軟鉄の角材を赤く熱してハンマーで叩き、接着剤として硼砂と酸化鉄粉 を  ふりかけ、鋼の小片をのせ、900度C位の温度帯で加熱します。

 これをハンマーで叩くと、溶けた硼砂が飛び出すのと同時に酸化鉄の  皮膜も飛び出し、軟鉄と鋼の新しい肌と肌が圧着されます。

 炉で加熱し、先端と中子をのばし、だいたいの包丁の形にしていきます。

ここが当店のこだわり、堺の職人のこだわりです。

 多くの鋼は、コークスを使って火造りをし、鉄を急速に熱して打ちます。

 ですが、堺佑助造の鋼は炭のみ(松の炭のみ)で 火造りをし、じっくりと  仕上げます。

コークスと違い、手間も暇も かかりますが、炭のみで  造った「火」は、まったりとした良い鋼を造ります。

 本当に良い包丁を造る。

職人さんのこだわり、です。

 ・鍛造  日本刀を造る時の白装束に身を固めた刀匠達が、熱した鋼を鎚で打っ  ている場面を想像して下さい。

それが鍛造です。

 金属を熱して外部から急圧を加え、金属の特性をより以上引き出す加工です。

 ・成形  鋼がついたところで、グラインダーで形取りをします。

 ・焼き入れ  全面に水で溶いた砥粉や焼き土を塗ります。

 十分に乾燥させてから、炉で780度C位に加熱し、鋼の部分が焼けて適度  な温度になれば、取り出して水中で急冷します。

 ・焼き戻し  焼き入れをすませた鋼の部分は、硬くなっていますが、非常にもろいです。

 これを再び150〜200度Cくらいの低温の炉に入れ、水でゆっくり冷やします。

 刃物に粘り強さを出す工程です。

 土や砥粉を除いて、包丁の曲がりや歪をハンマーで叩いて直します。

ここが当店のこだわり、堺の職人のこだわりです。

 通常は刃物に粘り強さを出す為に水でゆっくり冷やしますが、堺佑助造の  鋼は、藁の灰でじっくり寝かせます。

水で冷やすよりもじわじわと温度が  下がっていきますので、より粘り強い鋼になります。

水の方が早く仕上がる  のですが、あえて藁で時間をかけるのは、より良い包丁を造りたいという  職人のこだわりです。

 ・研磨  目の荒い砥石から次第に細かな砥石に変えて、多量の冷却水を流しながら、  刃を研ぎ出していきます。

 鋼との境界線をはっきりさせる高級品仕様の霞仕上げをします。

一本の包丁だけで16工程。

堺の職人の確かで丁寧な仕事  刃付も完全に手作業です。

刃付の工程は一本だけで16工程。

 朝から晩まで刃付をしても、一日に仕上がる量はごく僅か。

 丁寧に、愛情を持って砥いでいるので職人さんは「これ(包丁)は我が子」と  仰います。

刃付をして、綺麗に表面を砥いで…正に包丁は我が子です。

お手入れ 通常のお手入れ 【1】 包丁をご利用になった後は、すぐお湯で洗ってください。

   (表面の汚れを落とす程度で十分です。

)お湯の温度はお風呂程度。

   汚れを流す時に、お湯を使って鋼を暖めてください。

【2】 お湯で洗った後は、すぐに乾いたふきんでよく水気を取ってください。

 ※濡れたまま放っておく、汚れを落とさないままにする、という事は避けて下さい。

  毎日使う場合は、風通しの良い場所にしまっておいて下さい。

   少し使わないときは、植物油か刃物専用油を塗ると錆びません。

  • 商品価格:29,484円
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