1989年に登場したZXシリーズは、当時のadidasを代表するテクノロジーであったTorsion Systemを搭載していることが最大の特徴である。
1988年に開発が開始されたバイオメカニズムに基づくadidas独自のテクノロジーで、開発にはスイス・チューリッヒ工科大学にて、バイオメカニズム、シューズクラフト、整形外科の専門家が携わった。
Torsion Groupという中間の溝により前足部と後足部を分割し、足本来の動きを確保。
そして前足部と後足部をTorsion Barでぐことによって足のねじれや故障に繋がる動きを制御する、画期的なシステムであった。
Torsion XはTorsion Systemの系譜を受け継ぎつつ、新たにadidasからリリースされることとなったニューモデル。
現代のスニーカーカルチャーを踏襲した流線型のモダンなデザインの中に、LXCON 94を彷彿とさせる半透明のチューブがあしらわれた。
ミッドソールには三分割されたBOOSTフォーム使用し、三色の鮮やかなアウトソールで彩色。
分割されたBOOSTソールをラバーパーツで連結し、Torsion Systemの理念通り足本来の動きを確保することが可能に。
Tosion System誕生から今年で30周年の節目の年に相応しい新たなスタイルが誕生した。
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