グレースファミリーはディック&アン・グレースによって創立されて以来、一貫してカベルネ・ソーヴィニヨンのみを造り続けているワイナリーです。
1978年自宅前のわずか1エーカーの畑の葡萄から誕生したのが「ケイマス カベルネ グレース・ファミリー・ヴィンヤード」でした。
このワインは82年まで生産され、1983年ヴィンテージからグレース・ファミリーの自社ブランドとしてリリースしています。
1995年からはハイジ・ピーターソン・バレット女史がワインメーカーとしてワイン醸造を行っていましたが、2002年より、ゲアリー・ブルックマンに変わっています。
カルトワインの名がカリフォル二アに広まったのは このGRACE FAMILY VINEYARDから。
年間生産量はわずかに200ケース足らずの幻のカルト・カベルネ。
435人限定メーリングリストに登録できる権利が、Webオークション最大手のeベイに出展され、数百万円で落札される程入手困難です。
現在もグレース・ファミリーのワインを求めて 4000人以上がメーリングリスト入りを心待ちにしています。
グレースファミリーワインの始まりは ナパで名門のCAYMUS VINEYARDSにて作られ、究極のトップワインメーカーであるハイジ・バレットさんが手がけたのですから絶賛されるのは間違いないでしょう。
2001年からはゲーリー ブルックマン氏がワインメーカーを務めていますがこれまでのものと同じようにエレガントでボルドースタイル、 同様の品質を見事にキープしています。
現在のワインメーカーは、Helen Keplinger ヘレン・ケプリンガー女史が 2014年8月から就任! 美人過ぎるワインメーカーとして人気ですが、そのキャリアと腕はKENZOエステートで証明されています。
彼女は、Food&Wine誌2012年ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。
ハイディバレッドの再来と言われております。
それもそのはず。
UCデイヴィスでワイン造りを学び、スペインのプリオラートや、KENZOエステートや、Paradigmでハイジ・バレットの助手を務め素晴らしい手腕を発揮。
GRACE FAMILY VINEYARDSの素晴らしいテロワールにほれ込んでいます。
グレースファミリーのワインはバイオダイナミクス農法を取り入れつつもオーガニック農法のスタイルを変えずに素晴らしいブドウを作り上げています。
The French Laundry NAPA Yountville あの、世界一予約困難なレストラン、トーマスケラーの「フレンチランドリー」では、リストに絶対に欠かせない銘柄です。
© 赤ワイン ナパバレー うれしいね、サッちゃん。