ダックホーンはナパ・ヴァレーの中心部、セント・ヘレナに位置するワイナリー。
1976年にダックホーン夫妻により設立されました。
ナパ・ヴァレーのメルロを世界に広めた、先駆者的存在です。
創立当時、メルロ種はブレンド用の品種として使用される事が多く、メルロ主体で造られるワインはごく僅かでした。
そんな中ダックホーンはメルロの可能性を追求し、情熱を注ぎ、ついに大きな成功を手にしたのです。
2017年、カリフォルニアで耳を疑うニュースが! ダックホーン・ワイン・カンパニー(Duckhorn)によるカレラ・ワイン・カンパニー(Calera)の買収の発表です。
カレラは、仏ブルゴーニュの名門ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)で修業したジョシュ・ジェンセンによって1975年に設立され、カリフォルニアワインの黎明期から、ピノ・ノワールの先駆者として名を馳せてきました。
日本にもファンが凄く多いブランドでした。
2015年にジョシュ・ジェンセンの引退ディナーを札幌ラ・ブリックで開催しました。
この時点で、売却先を模索していたようです。
ジェンセン氏の3人のご子息は、いずれもワイナリーを継ぐ意思がなかったといいます。
ダックホーンの美人過ぎる醸造長 レネ・アリーRENER ARY セント・メリーズ・カレッジを卒業後、ロバート・モンダヴィに入社し、モンダヴィの優れた醸造チームの中から頭角を現す。
実力を付けてから、カリフォルニア大学UCデイヴィス校とナパ・ヴァレー・カレッジで醸造と栽培を基礎から徹底的に学びました。
ダックホーンに入社後、福醸造長を経て2014年より醸造責任者になりました。
美人過ぎる醸造長として、レネ・アリー女史の人気は高い。
ダックホーン・ヴィンヤーズは、ダックホーン・ワイン・カンパニーのブランドの一つで、他にジンファンデル主体でシルバロードで目立つPARADUXX、ピノノワールのGoldenEye、シャルドネのMigration、赤のテーブルワインのDecoyなどがあります。
アメリカ歴代の大統領がこよなく愛するワイナリー オバマ大統領就任昼食会で供されたワイン3種類のうち、2種類がこのダックホーンのワインです。
ナパヴァレー ソーヴィニヨン・ブラン 2007 ゴールデンアイ ピノノワール 2005 大統領からの感謝状も飾っておりました。
2015.10月 訪問 ポストマーク カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパヴァレー POSTMARK CABERNET SAUVIGNON NAPA VALLEY 2018 ナパにある自社畑、厳選した契約畑からワインを造ります。
自社畑をナパ・ヴァレーに7か所持ち、20以上の栽培農家から葡萄を調達するダックホーン・ヴィンヤーズだからこそできるリズナブルでヴィンテージの特徴を安定的に表現するの新ブランド。
Cabernet Sauvignon 96%, Merlot 3%, Petit Verdot 1% 仏産樽(40%新樽)12か月熟成。
なめらかな口当たり、フレッシュなブラック・ベリー、ブルーベリー、カシスが重なり、ダーク・チョコレートのニュアンスが華やかで心地よい酸が全体を引き締る。
© 赤ワイン ナパバレー うれしいね、サッちゃん。